こんにちは✨
今日は晴れていましたが風が強い1日でした。おかげでお洗濯物はよく乾きました🌞
さて、今日は娘寝かしつけのスキマ時間に過去のチャナッカレ絨毯を眺めていたのですが、過去ブログで触れたのか触れてなかったのか、検索しても出てこないのでメムリング絨毯について自分の頭の中の整理も兼ねてご紹介できたらと思います。
因みに、Anatolian Conceptのオンラインショップの検索で「チャナッカレ」と入れていただくと、わ〜っと声が漏れそうな程可愛い絨毯が出てきます💕
まずはこのタイプのギュルの織り込んである絨毯がコーカサス絨毯にしろ、トルコ絨毯にしろメムリング絨毯と呼ばれているのは中世の画家ハンス メムリングさんがその由来です。
Hans Memling ハンス メムリング(メムリンク) 1430 – 1494
ドイツ生まれのドイツ人画家。1455-1460年はブリュッセルで活動。1465年頃にはフランダース(フランドル、今のオランダ)に渡り、そちらで活躍。主に宗教画、肖像画、祭壇画の画家として当時のトップアーティスト達の一人として活躍。1480年の納税リストで裕福市民としての記録が残っている。中世以降、19世紀に彼の絵画が再注目を受ける。
ご本人の肖像画はネット検索では出てこないのですが、いつかハンスメムリンク美術館にいってみたいですね〜。ブリュッヘの築800年の建物の中にあるそうですよ〜。欧州も来年からETIAS申請してからでないと行けなくなったので、そこが面倒ですが。
こちらがメムリングの作品のうち絨毯キリムが描かれているもので有名なものです。
Flower still-life 1490 (Thyssen-Bornemisza museum, Madrid)
こちらはコーカサスのスマックキリムでしょうね。質感が伝わるその繊細な筆、色使い。
Virgin with Child between St. James and St. Dominic (1488–1490).
トルコ絨毯ですね✨ コンヤあたりでしょうか。いい黄色が出てますね〜。
このカギが外側についた家紋みたいなものがMemling Gulと呼ばれていますが、コーカサス、トルコのコンヤ、チャナッカレのユルック系それからクルドと幅広くみられますね。
⏫こんなヤストゥック、なかなかみられないですよね〜。18世紀のものだそうです。
一枚、こんなカラフルなものが欲しいのですが、現代版でもなかなか織る工房はないので難しいですよね〜。一時期Vakifと呼ばれる政府系の財団がやっていたのですが、そこももう織っていないようです。
ということで、今日はメムリング絨毯について軽く触れました🎶
お読みいただきありがとうございました✨
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