こんにちは🌞
何だか湿度が高い日が続いていますが、日本の夏はいつもこんな感じだったでしょうか🌴🌴🌴エアコンの除湿に毎日頼っています♬
先日のブログで書いたようにGAPのセールに都城のGAPファクトリーアウトレットに行ってきたのですが、その前に念願の島津邸訪問が叶いました👏
今回は朝からの訪問だったのですが、是非次回はこちらの石蔵カフェでランチをいただきたいなあと思います!!
なんて良いお天気なんでしょう!気温30度、暑すぎることもなく、また、大きな楠の下にはこんなに大きな木陰が出来て、訪問の後は暫く他の訪問者さんがたとここで談笑しました♬
でもやっぱり楠木から樟脳が採れていたことは私同様ご存知ない方が多くて、懐かしい楠の香りを嗅ぎながらその話をしたりしました(帰宅後検索したところ、今も宮崎でも生産されているようでした)。
清々しさと美しさの融合。武家のかおりがします。
ただいま、伝承館では都城島津家史料の魅力というトピックで展示品がありますが、2歳児は外に行きたがるのでサラーっと見て退館。我が家は鎧兜大好きなのですが、今回は一対のみでした。倉庫の方にほかのものもあるようです。日本の鎧兜、この世にこんなに美しい武具がほかにありますでしょうか。欧州のは金属がほとんどですし、ね。
私は恥ずかしながらこの島津邸について全く知らなかったのですが、何年か前の帰省時に、テレビで石原良純さんがぴったんこカンカンでご案内されていたのをみて知ったのでした💦
素晴らしい縁!!これくらい広いと子供達にとって最高の遊び場になりますね♬
娘は早速靴を脱いで裸足で芝生を満喫。
昔の日本家屋、素敵です!こういう建物を大切に修復しながら住めたことならなんて素敵でしょうか。
庭にあったプール跡をみていたら、お着物姿の上品な女性が「亀の卵みられます?」とお声をかけてくださり、こちらに案内していただきました。
下の池の亀さんがゆっくりゆっくり遠路こちらまで上がってきて、かなり長い時間をかけて産卵とそれから埋める作業をして池に戻っていったのだそうです。
島津邸のインスタグラムアカウント @shimazu_residence で、この亀さんの様子がご覧いただけます!
いくつかある石蔵の中はひんやり。夫が、何で日本は夏暑いのにヨーロッパみたいに石造りの家がなかったんだろうねえと言っていましたが、昔は暑くても30度くらいまでだったみたいだから、木造りで床下と屋根に風が通る造りが一番涼しかったのかもねえ〜と適当に答えながら、なんでだろ〜と私も思ったのでした。
そして、この島津邸の庭にはプール跡も残っていますが、防火曹も兼ねていたそうですが、日本は暑いのだから大きな家を持っている人はもっと気軽にプールを作れるようにならないのかな〜と不思議です。ま、学校にプールがあるから子供はそれでいいんですね。
日本は火事がとっても多いですが、昔住んでいたマルセイユは夏の山火事が多いということで、ご近所さん殆どにプールがありました。
日本は水に恵まれた国ですがこういうのは建築費も維持費も高くなっちゃうから難しいんでしょう。
さて、話は島津邸にもどり、本宅の方は増改築されて昭和48年に昭和天皇皇后陛下がご宿泊されています。何と地元小林市で第24回全国植樹祭があったというのもはじめてしりました💦
引き出しの中に当時の可愛い石鹸が残っており、やはりおフランス製で資生堂が輸入販売していたものでした。娘は奥の櫛が気になっていたようです。
それから、都城は江戸時代(もしくは戦国時代)から竹弓の産地でもあったということを今回の訪問で知りました〜。都城大弓と言うのだそうです。現在でも国内唯一の竹弓の産地なのだそうです。
さて、念願の島津邸訪問がかなったので、次は是非島津家別邸仙厳園を訪ねてみたいです!!
やはり昔の日本家屋と日本庭園って本当に素敵ですね。今こういうのを作るのはお寺さんかその筋の人たち(?!)なイメージですが、伝統の職人技が絶えないように、お金のある人たちがこういうことにもっと貢献してくださったらな〜、なんて思います。
そういえば、それで思い出しましたが、えびの市に盛岡城という立派なお城を一代で建てていらっしゃる方がいらっしゃるんですよ。盛岡産業株式会社という建築会社の社長さん。数年前に母と夫と訪れましたが、それはもう立派なお城とお庭です。入園できますので、お近くに来られた際は寄ってみてくださいね。
今日もお読みいただきありがとうございました。