コンヤじゃなくてニーデのオブルックの肩章絨毯

おはようございます✨

先日少し珍しい、動物柄のトルコ絨毯をオンラインショップに掲載しました。

オブルック肩章絨毯と呼ばれています。

↑このメダリオンの中のブルーのモチーフが肩章に似ていることから、そう呼ばれる様になったそうです。

 

さて、オブルックと言えば、トルコの絨毯キリムをお好きな方は「え?オブルックはコンヤでしょ!」とおっしゃると思うのですが、この絨毯はコンヤ県のオブルックではなく、ニーデ県オブルック村で織られているものです。

 

最近オンラインショップにBOHOヴィンテージというカテゴリーを作って、ヴィンテージ加工やオーバーロックをかけてサイズをデザインに合わせたヤストゥックを掲載させていただいているのですが、そこの殆どがニーデ産でして、、、ニーデの絨毯全盛期ってどういう状態だったのだろうと探究心がちょっと湧いてきている今日この頃です。

このニーデのオブルック村は、1945年までは遊牧民等の滞在する平原の村だったようですが、1945年にコンヤ県カラプナル市のオブルック村となり、1959年にニーデ県ボル市の村と制定されたようです。

 

このオブルック村の方は殆どがメルシン遊牧民の血を引いているそうで、女性等は春夏秋は農業や家事に従事し、寒い冬は絨毯織に力を注いでいるそうです。

 

ストーブを焚いた暖かいお家で、こうやって。↑でも小さい子供がいたらもう大変ですね💦 それにしても綺麗な織り方〜。

 

↓糸紡ぎは昔みたいなキリマンだともう間に合わないので、モーター付きの糸巻き機をつかって、でも調節は手で行っている様です。

仕上がりがまたいいですね❤️

 

 

こちらはこのオブルック絨毯のデザイン集絨毯↑ 昔はカラプナルの様に赤を使った絨毯が多かった様ですが、最近はこういったナチュラル系が多い様です。

 

羊毛の準備ですが、春に羊を毛刈りし、毛の太さによって分け、そして洗って干して↓の状態にしてから紡ぎます。

 

次に大鍋で染める作業。

赤、青は一般染料だそうですが、緑は葡萄の葉で、茶系はもちろん胡桃の殻で染めるそうですよ!

そして、水で洗う。これが結構出ますし、植物の絡まった繊維が取れるまでがまた大変な作業なんですよね。アンカラで私も先月ちょっと洗っておりました。

 

ざっと、コンヤオブルックではなくニーデオブルック絨毯について書いてみました。

ハンドメイドの暖かさがぐっと伝わるこの一枚、是非オンラインショップでご覧ください。

 

ニーデオブルック肩章絨毯145x104cm

 

 

話は変わって、いつも夜型の娘についてですが、最近午前1時を過ぎる就寝時間で色々押しています💦

今日は私が市役所で半日手続きをしている間に夫が娘を公園に連れて行き、5時間は外にいたわけですが、それでもベビーカーで15分寝ただけで1:20就寝でした。

寝ちゃうのがもったいないというか嫌みたいです。真夜中過ぎてからあれを飲むだのこれを食べるだの言って眠気を覚まそうとし(←それを3歳でやらなくても良い💦)、だらーだらーとこちらも付き合っています。

産後脳や極度の疲労も鍼灸と漢方でだいぶ直ってきて、笑顔を保ちながら付き合える時間が長くなった私ですが、時々、今後、いつか昔の様に1人だけでベッドに入ってぐっすり眠るという機会がくるのだろうか、何て思ってちょっと怖くなりました。子供と一緒に寝落ちとかないですし。

昔、単身赴任していた時にショーン君と寝ていた時から、トルコに戻って夫が夜勤の時にショーン君と寝ていた頃までが一番穏やかに安らかに眠れていた時でした(笑)。ショーン君、今頃御空で何しているのかな❤️🌈

 

今日もお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

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