こんにちは。
本年も沢山の方々にご縁を頂き、また、無事にオンラインショップを運営させていただきましたこと、心より感謝申し上げます。ブログの方はなかなか更新ができませんでしたが、少しずつまた歴史本に目を通す時間もできてきましたので、また絨毯ネタを少しは書けたらなあと思っております。
先日の12月29日より、休業をいただいておりますが、セール(ログインしていただくと10%off表示に変わります)の方は新年4日まで続いておりますのでどうぞよろしくお願いします。
ご存知のとおり、日本におけるラグブームも形を変え、10年前、当時欧米で流行っていたヴィンテージラグをヤフオクとショップに出しましたら、「そんなボロボロのゴミみたいなものを紹介するなんて恥を知れ!」等と色々叱られましたが、そのブームが日本に今来ましたね。飛行機で12時間くらいの距離の文化や流行には10年くらいタイムラグがあるんだなあと勉強になりました。当時、ヴィンテージラグの日本向けがダメなら欧米向け販売ルートを確立すればよかったのですが、そこはなんか私の運命の分かれ道だった様な気がします。
現在は日本でも手織り絨毯やキリムをカットしてマシンオーバーロックをかけたものが飛ぶ様に売れ、絨毯をキリムと称しても売れるのです。むしろその呼び名が定着しつつあるのか、絨毯を差して「キリム大好き〜。」と言われました。もちろん訂正しないですよ〜。時代かなあと。
私はやっぱり一枚一枚吟味して、ゆっくりじっくりお届けしたいので、来年は、初心にかえって、大好きなアフガン絨毯やトルコ絨毯をじっくりご紹介していけたらなあと思っておりますのでどうぞよろしくお願いします。
先日、アフガン絨毯工房のあるアクチャ(アフガニスタン北部)から画像が届きました。雪がとても綺麗ですが、やはり7割の方が貧困の中での生活、インフラの確保も大変です。そんな中でも街路樹の枝を春に向けてしっかり整えて、素晴らしいです。毎年、犠牲祭の時に工房の方に寄付はしているのですが、コロナが落ち着いたらトルコ経由で子供たちに冬用の靴とか送ってあげたいなあと考えています。
さて、久々のブログで、少々長くなりそうですが、令和2年、2020年が去っていくんですね〜。日本の年末の忙しさが尋常じゃなくて噛み締める間もなく去りそうですが、今年はしっかり除夜の鐘を聞いて年を越したいなあって思います🔔
16年程海外4カ国に住んでいましたが、クリスマス前後はそのお祝いの声をお店の人にもちょっと言葉を交わした人にも言い、年末年始は新年のお祝いの言葉をかけるんですね。お店でものを買って去る時やカフェを出るときなんかも。みんな笑顔で声をかけ合う。
その癖で先日、時々行く前払いのカフェで、みんな席を立ってそのまま去られるわけですが、私と娘はカウンターに寄って、お店の方々に「良いお年をお迎えください。」とご挨拶したのですが、すっごくびっくりされちゃったんです! 別の場所でお会いしたお知り合いの方ともそんな感じがあったので、みんなお忙しいのもあるし、こんな挨拶、今時しないのかなあとかちょっと思ったのですが、みなさんの地域はどうですか?挨拶するのは悪いことじゃないし、ま、いっか、と思って、また自分の「浦島太郎」を感じたのでした🍑
それから、この「浦島太郎」という言い回しも20代、30代前半の方々にはもう通じないんですね!「は?」って言われちゃいますので気をつけないと、と思いました。あとは、「良い塩梅ですよね。」と書いたときに「え?これって梅塩(うめしお)が入ってるんですか?」ってお返事が来て、ご説明したこともございます。これも、世代によってはもう使わなくなったのでしょうね〜。日々、老いと戦いながらお勉強です〜。
それでは、with Coronaという新しい時代におりますが、みなさま良いお年をお迎えください。幸運の歳神様がみなさまに訪れます様に。
イイセネラー!
(iyi seneler トルコ語で良いお年を、です。)