東地中海栄華の御船@海軍博物館

こんばんは。

絨毯とは直接関係はないのですが、私は中世の欧州や地中海の歴史や美術が大好きで、塩野七生さんの大ファンですから地中海での船の歴史にもワクワクします。

当時の栄華を垣間見れる御船を見るなら、やはりヴェネチアの海軍歴史博物館やスペインのものが世界的に有名だと思いますが、イスタンブールにもすごい海軍博物館がありますので、是非、コロナが落ち着いてトルコ旅行をされる方で中世の豪奢がお好きな方は、ドルマバフチェ宮殿とセットにしてそこから徒歩で行ける海軍博物館もいかがでしょうか。当時の豪奢な御船が美しい建造物の中に綺麗にディスプレイされていますし、その他海洋歴史、計器にあたるまで色々学べます。

なお、色々端折って書きますのと、訪問時に撮影した画像を全てトルコの自宅に置いてきているので、画像はお借りして掲載しますこと、お許しください。

さて、このトルコの海軍博物館ですが、元々はオスマン帝国時代の財宝館だったところを、改装と増築をして、建造物としても素晴らしいです。銅を表面に使用したモダン建築、建築や施工業者にご興味のあられる方はこちらに掲載されていますので是非ご覧下さい♪

Archdaily Istanbul Maritime Museum / TEGET

全ての御船が、海を向いており、いつでも海原に漕ぎ出せそうなそんな配置がとっても素敵です。

トルコ海軍というのはオスマン帝国時代からとても歴史が古く、あまり日本では知られていませんが、19世期、世界の海軍として大英帝国海軍、フランス海軍に並ぶ世界大3位の規模だったことでしょうか。1875年に数としては21の戦艦と173の軍艦。 

オスマン帝国海軍を世界大3位まで仕立てたのが第32皇帝アブドゥルアジズ。日本のWikipediaでは酷く書かれていますが、英国やフランスから見ると良い面も書かれることが多いのです。当時はどの国も同じ様な感じですしね。

左が当時の肖像画で、右が日本からの使節団の漢方医が書いた絵。「おい!」って感じですね。

さて、この博物館に入ってすぐ目に入る大きな船がガレー船。

スルタンアウジの時に建立された16世紀後半のガレー船で、世界に残っているオリジナルのガレー船はそうないそうですからとても貴重なものです。

キオスクの部分は胡桃をはじめとする9種の木材、そして貝や鼈甲が使用されている様です。24組みの櫂で144名で漕ぐ全長40m。

ガレー船と言えばレパントの海戦ですね。

クリスチャン世界とオスマン帝国の壮大な歴史。。。

それからこういった美しい御船が沢山並んでいます。

うっとりしちゃいますね〜。

トルコ語でこれらの御船をカイックkayık(Kayığ)と呼びますが、フランス語ではcaïque、英語ではcaique、イタリア語でcaicco殆どそのまま呼ばれており、当時の東地中海でのトルコの船の存在感がよくわかりますね。

この博物館の公式サイトでバーチャルツアーも出来るので、お時間ある方は試してみてください。

トルコ海軍博物館

お読みいただきありがとうございました♪

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